2025年5月11日、岡山県浅口市で栽培される特産品「三ツ山レモン」を使ったレモネードが、デザインゴールズコレクション2025に出店しました。今回の出店は、環太平洋大学(IPU)の扇野ゼミ所属の林海穏君、文田夏帆さん、池田港斗君を中心とした扇野ゼミ4年生チーム。
特に、林君の起業を目指した挑戦の一環として行われました。
ビジョンは「岡山の明日を笑顔にする」。
地元の自然が生み出す新鮮なレモンの魅力を、多くの方に知ってもらいたいという想いが込められています。
当日は曇り空で風も強く、売り上げが心配されましたが、積極的に声をかけ、訪れるお客様に三ツ山レモンの美味しさを伝え続けました。
岡山県浅口市で育てられる三ツ山レモンは、豊かな自然環境の中で太陽の恵みをたっぷりと受け、酸味と甘味のバランスが絶妙な品種です。
特徴として、一般的なレモンに比べて大きく、香りが強いことが挙げられます。
また、農薬の使用を極力抑え、自然に優しい栽培方法が採用されているため、安心して皮ごと使うことも可能です。
4月2日には、浅口市の栗山市長や生産者である三ツ山レモンファームの應本さんがIPUに来学され、オリジナルレモネードに向けて発想が膨らんでいきました。
●ビタミンCの豊富さ:美肌効果や免疫力の向上に役立ち、日々の健康維持をサポート
●クエン酸による疲労回復:スポーツ後のリカバリーや体調管理に効果的
●デトックス効果:腸内環境の改善や体内の毒素排出を促進
●抗酸化作用:細胞の老化を防ぎ、アンチエイジングにも効果が期待されます
何度も味の調節をし、完成したのはイベント前日の5月10日。
今回のレモネードは、この三ツ山レモンの持つ魅力をそのまま詰め込んだ一杯になりました!
当日は、いつもお世話になっている岡山トヨタ自動車株式会社の梶谷俊介社長や、三ツ山レモンを紹介してくださった現代経営学科特任准教授の山本満理子先生をはじめ多くの方にお越しいただきました。
また、学内の告知を見て、扇野ゼミ4年の木村舜君、現代経営学科2年の澤笑生君も来てくれました。
とはいえ、当日は曇り空で風も強く、レモネードを飲むにはあいにくの天気・・・
大量に余ってしまったシロップをどうするか考えていた矢先、正面で出店されていた中央メディカル株式会社の皆さまがレモネードの美味しさに感動し、シロップを瓶ごとすべて買い取ってくださいました。
最後の最後に訪れた予想外の展開により、すべての商品が完売!
なんとか黒字で終えることができました。
林君を中心としたチームの熱意と、地域のつながりがもたらした素晴らしい成果です。
今回の取り組みは、地元の農産物を活用したサステナブルなビジネスモデルの第一歩です。
扇野ゼミでは、学生が主体となり地域活性化や持続可能なブランド開発を推進しています。
今後も地域の魅力を最大限に活かし、サステナブルな未来を目指した挑戦を続けてまいります。
今後の林君たちの活躍にも、どうぞご期待ください。