2026年7月14日(火)、赤磐市議会産業建設常任委員会の市議会議員ならびに赤磐市職員の皆さまが、野生鳥獣捕獲後の有効活用について調査・研究することを目的に、IPU・環太平洋大学を訪問されました。
今回の視察には、赤磐市議会産業建設常任委員会の委員をはじめ、議会事務局、建設事業部、産業振興部などから計18名が参加。本学が取り組む「IPUジビエ」の活動について視察されました。
近年、全国各地でイノシシやシカなどによる農作物被害が課題となる一方、捕獲された野生鳥獣の多くは十分に活用されないまま処分されています。
扇野ゼミでは、こうした地域課題に対し、捕獲された野生鳥獣を単に「処分するもの」と捉えるのではなく、新たな価値を生み出す「地域資源」として活用する「IPUジビエ」の活動を進めています。
https://ipu.okayama.jp/featured_category/ipu-gibier/
ジビエ肉を活用した商品開発やキッチンカーでの販売に加え、皮革の利活用など、野生鳥獣の命をできる限り無駄にせず、地域経済や環境、教育へと価値を循環させる取り組みについて紹介しました。
また、学生が商品開発やブランディング、販売、地域・企業との連携まで実践的に関わることで、地域課題の解決と学生の学びを同時に実現していることについても説明しました。
視察では、野生鳥獣捕獲後の活用方法をはじめ、ジビエを活用した商品開発や地域ブランド化、官民学連携の可能性などについて意見交換が行われました。
赤磐市においても野生鳥獣対策は重要な地域課題の一つです。今回の視察は、IPUジビエの実践事例を参考に、捕獲された野生鳥獣を地域資源として活かし、今後の赤磐市での活用につなげていくことを目的として実施されました。
大学で生まれた学びやアイデアがキャンパスの中だけにとどまらず、自治体が抱える実際の課題解決へとつながっていくことは、IPUが目指す実践的な学びの一つです。
今後も扇野ゼミでは、行政や地域、企業の皆さまと連携しながら、野生鳥獣を「害」だけで捉えるのではなく、その命に新たな価値を生み出す持続可能な地域づくりに取り組んでいきます。


