2023年11月3日に有楽町朝日ホールで開催されたブランディング事例コンテストでは、現代経営学科所属のラグビー部メンバーとの取り組みが、SDGs審査員特別賞を受賞しました。
写真左から(敬称略)
竹林 真慶 (現代経営学科4年/No.8)
藪 智也 (現代経営学科3年/10番スタンドオフ)
三木 淳平 (現代経営学科4年/2番フッカー/キャプテン)
宮岡 栄起 (現代経営学科3年/7番FL)
長井 一馬 (現代経営学科3年/学生コーチ)
西本 陽 (現代経営学科3年/4番ロック)
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Photo/Tomoya Suzuki
環太祭でも大人気だったジャッカルバーガーのジャッカルという技を実際に実演しましたが、おそらく、朝日ホールのステージでラグビーをしたのは初めてかもしれません。
大事な試合を控えていたため参加できたけでもミラクルでしたが、
あと半年で卒業する4年生をどうしても壇上にあげたいという願いが叶い、
東京のレベルの高さを学生さんと一緒に思い知ることができ、感無量でした✨
最後に上映したのは、閑谷ワークセンター・せと様でのラグビー体験の動画です。
この動画は、ディレクションや演出、セリフ、リハーサルも一切なく、カメラの前で起きた真実の映像を編集したものです。
SDGs審査員特別賞受賞にあたり、審査員の先生からのコメントをご紹介いたします。
目白大学 社会学部 社会情報学科 教授
長崎 秀俊先生
地域創生やSDGs貢献実施に際し、ラグビーを媒介させたのは素晴らしい。多くの国民がにわかファンになるのは、皆がチームの為に献身的になる事やノーサイドの精神がある事。多くの人を巻き込むのに共感を産みやすいラグビーを用いたのは良かった。今後もラグビーを軸に他スポーツへの展開が見えるのも素晴らしい。
名古屋経済大学 経営学部 准教授
徐 誠敏(ソ ソンミン)先生
今回の環太平洋大学「IPUエシカルアスリートプロジェクト」に関するプレゼンテーションは、迫力満点でストーリー性のあるダイナミックなブランディング取り組み事例でした。また、「IPUエシカルアスリートプロジェクト」では、プロジェクトのパーパスである「ラグビーを通じて地域を元気にする」ことと、IPU・環太平洋大学の建学の精神である「挑戦と創造の教育」を実践することで、プロジェクトに参加した学生には情熱、積極性、協調生、コミュニケーションなどといった非認知能力を高めることができました。それと同時に、野生動物をジビエとして食べるだけではなく、その副産物として野生動物の皮革を有効活用して製品化することで、ビジネスとして成立させることができました。その結果、大学の存続と発展に重要な影響を与える受験生とその保護者、在学生、教職員、周辺の高等学校の関係者、地域住民といったステークホルダーに対して、IPU・環太平洋大学ならではの特色や強み、社会的存在価値をわかりやすく伝えると同時に、好ましいブランド・イメージや評判をよりいっそう向上させることができました。最後に、今回の環太平洋大学「IPUエシカルアスリートプロジェクト」は、扇野 睦巳先生が学生一人ひとりに寄り添った指導と熱い情熱があったからこそ実現できた「ポジティブな絆づくり」の好循環や共感・感動を生み出したストーリーブランディングであったと強く感じました。
ちなみに、大賞&最優秀賞は、東京の正則学園高等学校さんの事例、準大賞&最優秀賞は、リクルートさんのエアレジをはじめとする「Air ビジネスツールズ」の10年間の軌跡でした。
改めて、すごい方々の中で挑戦できたことを実感いたしました。
リアル参加いただいた大橋節子学長、小堀教授(写真は投票風景)
平野学部長(後ろ姿です)
選手派遣にご尽力いただいた久田教授とラグビー部小村監督、小川副学長、手嶋学科長、
応援いただいた皆様、
ブランド浸透にご協力いたただいたコラボレーターの皆様には感謝しかありません😊
中央大学名誉教授の田中先生や
レクサスのブランディングを手掛けられた高田敦史さんなど
ブランド戦略の第一人者の著名な方々に学生さんを紹介できたのも嬉しかったです。
懇談会では、受賞者から一人ずつ挨拶をする場面があったのですが、キャプテンの三木君にお任せしたところ
どこかの立派な会社の営業部長のような風格でしっかり挨拶をし、11日の試合の応援もちゃっかり告知していました(笑)。
コンテストに参加された方々から、ラグビー部の学生さんが可愛い♡、礼儀正しいとお褒めのお言葉をいただけたのも誇らしかったです。
また、前日の11月2日には、大橋理事長の計らいで、日本ラグビーフットボール協会の清宮克幸副会長とお会いすることができました。
ラグビーの歴史やポジションによる考え方の違い、野球脳とラグビー脳の違いなどご教授いただき、学生さんにとって夢のようなひと時を過ごすことができました。
ラグビーは激しいスポーツというイメージでしたが、弱い者を守るためのスポーツで「考えながら動く」という特性があるため、営業マンや経営者に向いているそうです。
大学での経験を活かしてこれから更に飛躍・成長していって欲しいと思います。
一目でラグビー部とわかる彼らを引率していると、
ホテルのラウンジや移動中の新幹線など、行く先々で、どちらの大学ですか?と声をかけられたのも驚きでした✨
今回は、昨年受賞したIPUジビエの御礼も兼ねて、ジャッカルバーガーで活用したイノシシの皮を活用したレザーコースターをプレゼントとして制作しました。
会場でも大好評でしたが、お声をかけていただいた方にも大変喜んでいただき、ラグビー部の学生さんと一緒だからこそ体験できた一期一会を楽しみながら帰路につきました。
また、11月8日(水)放送の千葉テレビ様の朝の情報番組「モーニングこんぱす]+でも紹介していただきました。