2022年度マーケティング特論のグループの中にラグビー部男子チームがあります。
2021年に実施した、ラグビーボール型クッションで長期療養の子供たちを支援するというクラファンの話をしたところ、とても興味を示してくれたので、瀬戸地区のお困りごとの状況を調べるため、市議会議員の岡崎隆先生の計らいで閑谷ワークセンター様へお伺いしました。
就労移行、生活介護事業所である閑谷ワークセンターせとの川淵所長と田坂さんに学生さんの想いをお伝えしたところ、大変共感いただき、まずは、施設の皆さんにラグビーボール型クッションに慣れ親しんでいただけるよう、お渡しして帰りました。
見た目は屈強に見える彼らも、話してみたら本当に心がやさしく、人の役に立ちたいという自分のパーパスを意識して、授業中にどんな社会解決に取り組むか、何度も発表を繰り返しました。
彼らの想いをまとめると下記の通りです。
お手すきの時に、ぜひご一読ください。
<チームの想い>
僕たちのチームは8人中4人がラグビー部に所属しています。
今回、モンゴルで食肉として食べられた後の羊の皮を、人にも環境にも配慮してなめした革でつくられたラグビーボール型クッションを使って、取り残されている子どもたちの未来を作るイベントをやりたいと考えました。
長期的に入院していたり、色々な事情で外になかなか出られない子どもたちは、とても寂しく、そして体も動かせないでいると思われます。
僕たちはそこに着目し、柔らかくて安全なラグビーボール型のクッションを使って体を動かすことが出来ないかと話し合いました。そして、ラグビーの楽しさも伝えると言う活動にもしていきたいと思っています。
ラグビーは、2019年のワールドカップで注目されたのですが、まだまだ知名度は低いと感じています。来年のワールドカップ開催に向かって、再びラグビーを盛り上げて、フェアプレーの精神も子どもたちに伝えていきたいと考えています。
FEATURE
IPUエシカルアスリート