7月16日に開催されたオープンキャンパスで、「チェー」というベトナムスイーツづくりに挑戦しました。
今回は、鈴木先生率いるカフェプロジェクト「グローバルハーモニー」のメニューとして提供させていただきましたが、スタートは、5月からゼミで学んできた月刊『理念と経営』で古永先生が紹介されていた循環型マーケティング。
ベトナムチームから、ベトナム料理を通じて地域に役立つ循環型商品を作りたいという提案から、早速地元の西崎農園様へフィールドワークに行き、オープンキャンパスのために糖度や形が規格外のシャインマスカットを分けていただくことになりました。
種がなく皮ごと食べられるシャインマスカットをベトナムスイーツのチェーに入れてはどうかということで、学内の調理実習室をお借りして試作づくりにチャレンジ。
白玉だんごも入れたら美味しいかもということで、野球部を中心とした日本人男子に作ってもらいました。
白玉だんごをゆでるのは、野球部男子チームに任せましたが、初めての体験ということもあり、大いに盛り上がりました。
ところが! 私が最初に「小さめに作ってね☆」と言わなかったばっかりに、ピッチャー軍団の手でにぎられた白玉はおにぎりみたいに大きく(笑)、試食ではみんな腹ペコだったにもかかわらず、一口食べて遠い目に・・・
ということで、チェーの中に白玉を入れる案は没になりました💦
せっかく作ってくれたのにごめんね(汗)
こうした愉快な共通体験によって、『理念と経営』6月号に掲載されていた露木先生の「創造性を産みだす場」が少しずつゼミ内に浸透していきました♪
味覚についても、濃い味を好むベトナム人と、あっさり味を好む日本人で意見が分かれ、氷を入れると味が薄くなるけど、ぬるいと美味しくないという問題をどうクリアするか、オープンキャンパスで来場する日本人の高校生向けにどうするかの議論とトライ&エラーの末に、シャインマスカットを凍らせ、彩りと甘みの追加で凍らせた地元産のいちごも入れてみようということになりました。
『理念と経営』7月号の野中郁次郎先生の知識創造をゼミを通じて体感でき、国際マーケティングの学びにもなり、ハードでしたが大変有意義な前期となりました。
さらに、アフリカのマリ共和国出身のサコ先生の提案で、デーツというマリのドライフルーツも入れ、「グローバルハーモニー」にふさわしい、ベトナム×マリ共和国×瀬戸地区が融合したIPUオリジナルチェーが完成!しかも当日に!
限定50食300円で提供しましたが、3時間弱で完売し、多くの方から「美味しい!」を頂きました。
バンドの生演奏など志向を凝らしたイベントでしたが、途中でベトナムチームが「僕たちも歌いたい」とギターとマイクをお借りし、彼らの積極性や多才ぶりに驚くばかりでした☆